公益社団法人 日本建築積算協会 北海道支部公益社団法人 日本建築積算協会 北海道支部

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新たな新年を迎えて

 

新 た な 年 を 迎 え て  

  公益社団法人 日本建築積算協会北海道支部

          支部長 富田克己

新年明けましておめでとうございます。

会員の皆様には、新たな気持ちで新年を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。

昨年は、天皇のご即位に伴い年号が「平成」から「令和」に改まり、新たな時代への期待感が高まりました。ラグビーワールドカップでは、ワンチームとしての結束力が見事に発揮されました。その一方で、自然災害が頻発し、連続した台風災害等により多くの方々がお亡くなりになり、未だに避難生活を送られている方々も多く居られ、災害への備えの重要性が改めて問われています。

このような中、日本経済は堅調な回復基調を継続し、建設産業を取り巻く環境の変化も加速しております。本道においては、新幹線札幌駅周辺での整備構想が公表されるとともに、インバウンド需要の拡大が続き、特に札幌圏等の都市部やリゾート地域などを中心に建設需要の好調さが引き続き見込まれており、今後も人手不足や資材調達遅延などの状況が続くものと思われます。

このような中、当支部では、これまでの取組みをさらに深化させることができました。これも、ひとえに会員・役員の皆様方のご理解とご協力の賜物と心より感謝申し上げる次第です。

積算資格者のメリット向上に向けて、継続実施している地方公共団体への資格者活用の要請や企業訪問、情報発信力の向上に向けた建築関連団体との連携、白老・千歳での地域現場見学会の開催、部会「積女アッサル北海道」の設置、会員の勧誘促進活動や交流の場の提供など、会員や資格者の皆様のための取組みを展開することができました。

 また、昨今の技術者不足への対応として、特に若手技術者向けの講習会等の開催など、将来の人材育成への取組みも引き続き実施いたしました。

 当支部としましては、今後とも各方面に対して資格の活用・取得促進の要請を行いますとともに、変化の大きい社会情勢に対応可能な個々人の能力の向上や研鑽が図られるよう取組みを進めて参る考えでおります。

会員の皆様には、より一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。