公益社団法人 日本建築積算協会 北海道支部公益社団法人 日本建築積算協会 北海道支部

新着情報

新たな年を迎えて

新 た な 年 を 迎 え て

公益社団法人 日本建築積算協会北海道支部

          支部長 富田克己

新年明けましておめでとうございます。

新春を迎え、会員の皆様には、新型コロナウイルス感染症の拡大が納まらない中、日頃より支部活動にご支援を頂いておりますことに心より御礼申し上げますとともに、謹んで念頭のご挨拶を申し上げます。

昨年は、年明けから中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染症が、またたく間に世界中に蔓延してパンデミックを引き起こし、未だにその脅威に曝されています。

日本経済への影響も甚だしく、サービス・観光産業等を中心にその回復の兆しは見通せない状況です。私どもの生活スタイルも非接触型の行動様式が推奨されておりますが、一方で、感染防止を契機とした働き方の大きな変化が急速に広まり、テレワークや時差出勤、ICT活用など、ウイズコロナ対応が産業界に広まっています。

また、地球温暖化が進行する中、毎年のように自然災害が頻発し、その復旧や復興に莫大なエネルギーとコストを要しており、改めて災害への備えの必要性を痛感させられます。

このような中、当支部では、これまでの活動の中止や開催方法の見直しなどにより、会員の皆様方に大変ご迷惑をお掛けしたことと思います。しかしながら、コロナ禍対策を契機として、会議等のオンライン化による地域・時間の制約を受けない対応が可能となり、講習会等のオンライン化やホームページでの動画配信など、今後、当支部のICT化を促進していけるものと考えています。

また、昨年創設された「チャレンジ事業」への支部提案を通じた人材育成事業の展開や、昨今の技術者不足への対応となる若手技術者向けの講習会等の開催など、将来の人材を育てる取組みも引き続き実施していきます。

 当支部としましては、アフターコロナを見すえつつ、変化の大きい社会情勢に対応可能な個々人の能力の向上や研鑽が図られるよう取組みを進めて参る考えでおりますので、引き続き、会員の皆様には、より一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。